2018年3月24日放送のメレンゲの気持ちで、裕木奈江47歳がアイドル時代の熱狂的ファン、東京での息抜き、国際派女優へのターニングポイントとして、社会現象となった不倫ドラマ、難しい役への挑戦、高倉健との思い出、34歳で突然の海外留学、ギリシャでの食生活、ギリシャ留学での変化、ハリウッド進出、二宮和也と夫婦役などについて語った。
佳菜子の ゲストの夢 今すぐ叶えますでは、ギリシャ風イカフライを作って試食。
ロサンゼルスでの私生活では、友達の結婚式を紹介した。

スポンサーリンク





メレンゲの気持ち初登場。国際派女優。クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』、デヴィッド・リンチ監督の『ツイン・ピークス』などに出ている。

久本雅美は23年前ドラマで裕木奈江の母親役をやった。

アメリカ在住。今は亀梨和也のドラマで母親役で出演するので日本にいる。

1988年デビュー以降『ふぞろいの林檎たち』『北の国から』『学校』など数々のドラマや映画に出演し、愛らしいルックスと確かな演技力でアイドル的人気女優に。

アイドル時だの裕木奈江

中でも女優として転機になったのは、1993年に日本テレビで放送された『ポケベルが鳴らなくて

緒形拳演じる妻子ある男性と不倫関係に陥るOL役を熱演し、社会現象にもなった。

現在はハリウッドに進出し、クリント・イーストウッド監督を始め名だたる巨匠たちも絶賛されている。世界を股にかける女優 裕木奈江。

クリント・イーストウッド監督『硫黄島からの手紙』



高校生くらいから仕事を始めていた。エキストラで出演していた。

デビュー当時 17歳

デビュー当時の裕木奈江


アイドル時代の熱狂的ファン


テレビ、ラジオを始めてから、かなり引っ越した。生け垣の中をくり抜いて、カメラを持って住んでいる人がいた。社長に電話すると「そこを引っ越せ」

ぬいぐるみはかわいいので持って帰るが、社長が探知機で調べたら盗聴器が入っていた。


国際派女優 裕木奈江の波乱万丈すぎる3大ターニングポイント


不倫ドラマが社会現象に


「何で?」というくらいの反響だった。今見るとわかるが、年の差がありすぎた。当時、緒形拳は56歳、裕木奈江は23歳。あまりに年が離れていてけしからんと。

緒形拳はOLのアイドルだった。たくさんのお叱りを頂いた。「どういうつもりなんだ」という手紙をもらったり。




『北の国から』では黒板純(吉岡秀隆)の子を身ごもって結局結婚してもらえない。黒板五郎(田中邦衛)がかぼちゃを持って謝りに来る。

難しい役に挑戦

裕木奈江しかいない事務所だったので、きらびやかな賞をとるような人がやらない役が全部回ってきた。幅が広がった。捨てられたり。

高倉健との思い出

基本地味なので、ブランド物とか持たない。日本アカデミー賞新人俳優賞を取ったとき、ロレックスの時計をスタッフにもプレゼントする。

高倉健が「奈江ちゃん おめでとう」とくれた。文字盤の裏に”高倉健より奈江さんへ”と彫ってあった。はめられない。家宝。

34歳で突然の海外留学


ギリシャに行ってきた。映像で行けるならハリウッドに行きたかったが、文化庁の海外研修制度で留学したので、当時は舞台の枠しかなかった。

20代後半から舞台の仕事もしていたので、3年くらい経歴を積んで、舞台の枠で申し込んだ。

ギリシャのエピダウロス古代劇場に行ってレポートを書きながら勉強した。ギリシャ語だが、観光の国なので、みんな英語をしゃべる。

舞台は古代ギリシャ語なので、歌舞伎みたいな感じ。全世界から来ていた。日本人は裕木奈江だけだった。

アメリカの学生がいる寮に住んでいた。節約のためもあった。安全。

芸能界を休業する不安はあったが、最初に留学したいと考えたのは24歳くらい。英語とか勉強しないとなと思った。早く仕事を始めたので大学に行っていない。教養が足りないなと思っていた。

その時は怖くて行けなかった。そのままズルズルと34歳までいって「あぁ おばさんになってきちゃったな 今行かないと絶対無理だな」と思った。

ギリシャでの食生活

結構日本に近い。イカとか旬の魚を焼いたり揚げたりして、日本ならレモンとしょうゆ、ギリシャは塩とレモン。タコとかイカは前の海を泳いでいる。

留学時代の裕木奈江

みんな漁師と兼業。いたところの人と夏泳いでいると「あそこにタコいるだろ?」と言って潜って捕る。見ていると、投げて「行ってこい!」腕に巻かれながら墨を吐かれながら「捕ったよ」

捕ったタコは豆とかと一緒に煮込み焼きのようにオーブンで長く焼く。トマト、ガーリック、たっぷりのオリーブオイルをかけて。しょうゆをかけるようにオリーブオイルをかける。おびたしとかパスタでも上からかける。

カラマリはギリシャ語でイカの意味。フライドカラマリはカラマリを輪切りにして揚げる感じ。すごくおいしい。日差しの下でイカフライとホワイトワインを楽しむ。

佳菜子の ゲストの夢 今すぐ叶えます

ギリシャ大使館の方も足繁く通うギリシャ料理店 スピローズのシェフに裕木奈江の思い出が詰まったギリシャ風イカフライ カラマラキア ティガニタのレシピを教わった。

ギリシャ風イカフライは衣に味がついているのが特徴。

・材料 4人前
イカ 2杯 小麦粉 50g セモリナ粉 50g 塩 小さじ 1/2 ガーリックパウダー 5g

・盛り付け材料
レモン 少々 パセリ 少々 オレガノチップ 少々

・ザジキソースの材料(ディップ)
ギリシャヨーグルト 500g オリーブオイル 小さじ1 ガーリックパウダー 小さじ1/2 塩 小さじ1/2 レモン汁 小さじ1/2

ギリシャヨーグルトがない場合はプレーンヨーグルトを3時間程度水切りして代用。

① 腸を取ったイカを2cmの大きさに輪切りする
ヤリイカは身が柔らかいので皮も耳もつけたままでよい。

② 切り終わったイカはキッチンペーパーで水分を取っておく

③ バットの中に小麦粉、セモリナ粉、塩、ガーリックパウダーを入れ、ゴムベラでしっかり混ぜる

④ ギリシャヨーグルトにオリーブオイル、ガーリックパウダー、塩、レモン汁を加えてしっかり混ぜる

⑤ 円の内側も忘れずに衣をイカ全体にしっかりつけて揚げる
180℃の油で2分間の揚げ時間が目安

⑥ 仕上げにオレガノチップをふりかける

⑦ 彩りとしてパセリのみじん切りをふりかける

裕木奈江が食べるのは5年ぶりくらい。

ギリシャ留学で自分自身に変化は?

それまでマネージャーがついてきてくれたので、自分でやっていたようでやっていなかった。何から何まで習いたての英語でやらなくてはいけなかったので、たくましくはなった。

ハリウッドに進出 国際派女優に


クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』の前にも、ちょこちょこエキストラに行ってみたりしていた。

オーディションに行っても全然ダメだと思っていたが、留学した1年間で半分ギリシャ人の感覚になった。性格がオープンになっていた。

キャスティングディレクターのところに履歴書を持って行って、「これくらいの英語力しかないが、日本では20年くらい女優をやってきたので現場のことは全部わかるし、現場で使う用語は全部わかるので大丈夫だから、日本語の仕事のオーディションがあったら是非教えて下さい」

スタッフから「『硫黄島からの手紙』というのをイーストウッド監督がやるよ」と聞いて、ワーナー・ブラザースのスタジオまで履歴書を持って行った。

二宮和也と夫婦役

二宮和也については、顔と名前は一致していなかったので、You Tubeなどをチェックした。「ずいぶん若いぞ おい」ハリウッドは年齢を気にしない。実年齢を書かなくてもいい。キャスティングディレクターが見てOKならOK。

二宮和也は芝居が上手い。できあがった作品を見ても、ものすごくいい。もっとカッコイイ感じの方かと思っていた。

ロサンゼルスでの私生活

友達の結婚式。テーマはスター・ウォーズ。みんなコスプレをしている。

悪と戦うジェダイ裕木奈江

友達の結婚式での裕木奈江


東京での息抜き

できれば地方に。京都とか。住んでいたときには仕事でしか行けなかった所に。

日本にいたときはワインやカクテルも飲んでいたが、今は日本酒だけ。今なら発泡しているもの。

ドラマの共演者とも飲むが、1人でも行く。業界の友達は少ない。


スポンサーリンク




 カテゴリ