当時10歳の兄 航基と自宅で将棋をして遊ぶ8歳の旺志郎。
壁に耳をぶつけて泣き出す旺志郎。
風呂で航基と氷をなめて「めっちゃ美味しい。これの美味しさ知らんの?」という旺志郎。
あらためて自分を見て「かわいい」
大河ドラマに出るなど俳優として活躍。今は俳優をやりたいと思っている。
最近出演した話題の映画『海街diary』の映像。桜のトンネルを自転車二人乗り。
広瀬すずが演じる四女の同級生 風太を演じた。
広瀬すずはめっちゃ面白い子。バスケという共通点があったのでバスケの話をした。2歳上。
広瀬すずからのメセージ
『海街diary』という映画は1年かけて撮った。最初に春に撮ってクランクインを2人でして、そこから冬にかけて撮影をした。約1年の間ですごく大人になった。身長も伸びて声も低くなって、中学生男子ってこんなに早いんだと。みんなも「つながらないんじゃないか」と言っていた。春は私の方が大きくて、旺ちゃんの方が小さかったが、「あらっ」みたいな。
印象深い共演シーン
芝居をしているというよりも、旺ちゃんと2人で、その場で桜の風とか感じてる感覚。
撮影の前にちょっとだけ2人で普通の道で自転車に乗ったときはすごく安定していたが、坂がすごかった。ギアもないのですごく頑張っていて、セリフとかも段々アドリブになってきて
「もう降りようか?」「降りるよ」とか言ってものすごい苦戦していた。
関西弁を普段喋っているので、普通に私も関西弁でしゃべるようになって「楽しいなぁ いいなぁ」と思ってしゃべっていたら「下手くそすぎるわ。バカにしてんだろ」と怒られた。厳しかった。
『海街diary』の是枝監督はずいぶん昔から知っている。『奇跡』という映画で初めて一緒になった。そこから何度かご飯に連れて行ってもらった。
是枝裕和監督からのメッセージ
クランクインの直前に兄 航基から小さいメッセージカードをもらって「旺志郎をよろしくお願いします」と書かれていた。何て弟思いのお兄ちゃんなんだろうと思っていた。
『奇跡』という映画のオーディションで初めて会った。お兄ちゃんはすごく芝居ができたが、旺志郎くんはほぼ全くできなかった。セリフも途中で忘れると「アカン」と言ってそこで終わりという感じだった。今回は関西弁ではないので、その場その場で口づてにセリフを渡すやり方だったが、その1回飲み込んで東京弁に直して言っている感じが、風太という役に丁度よかった。ちょっと遅れる感じ。すずとのやり取りは素晴らしかった。まだ男の子が男になりきっていない微妙なところで、あんな可愛い子を隣にして、まだその本当の可愛さには気付いていない感じ。後で後悔するんだよね。あの時チャンスだったのにみたいな。
プライベートでの付き合い
新年会や事務所開きのときには、お母さんを加えて3人で来てくれる。ご飯を食べに行ったときに、頼むメニューがおっさん臭い。兄の航基が白子ポン酢を一皿1人で食うと頼んだら、2人で一皿ずつ食っていた。普段から、旺志郎がボケて航基がツッコんでお母さんがダメ出しをする。その3人の組み立てが素晴らしい。
2本作品をご一緒して、1人の役者としてとても成長したなと思うので、また次の機会があったらお兄ちゃん共々僕の作品に出てくれるとうれしいです。よろしくお願いします。
意外な兄弟関係
兄の航基が親バカならぬ兄バカ。夜遅くに帰ってきたりすると、電車に乗っていると「大丈夫か今どこにおんねや」「ちゃんと帰って来れるか」とかメールがめっちゃ来る。
普段家で全く動かないのに、駅まで迎えに来てくれて、家まで一緒に帰ってくれる。
やめて欲しいこと
テレビを見ていたりすると「旺志郎コチョコチョー」とかちょっかい出してくる。もう高2と中3。おかしい。めんどくさい。
航基からのアンケート
・言動で笑ったこと
自分はハムチーズ系男子と言ったこと。
最初は肉食系で俺が引っ張るみたいな。結婚してチーズがとろけてまとわりついて甘える。離婚しようと思ってもチーズが固まって離れられない。
・直して欲しいこと
僕に対して冷たくあしらうこと
航基は気持ちはかわいいが、見た目はおっさん。
コメント (0)
コメントを書く