脚本執筆用の作業場を紹介。
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メレンゲの気持ち初登場。
バカリズムといとうあさこの微妙な関係
いとうあさこは事務所の後輩。キャリア的にはバカリズムが2年くらい先輩だが、年齢はいとうあさこが5歳くらい上なので、人生の先輩感が半端ない。
20代の頃は互いに若かったので、先輩後輩でよかったが、50歳手前になったいとうあさこがバカリズムを先輩扱いするので引く。
誕生日にいとうあさこから「本当におめでとうございます」と後輩として言われると「もうそろそろ先輩になってくれない?」ややこしいから入れ替えたい。
バカリズムは芸人だけでなく、俳優、脚本家とマルチに活躍。
脚本を書くキッカケ
『世にも奇妙な物語』で短いドラマを書いたのがキッカケ。
脚本を書く理由はモテかったから。連ドラをやる芸人はいない。なんとなく知的なイメージが付き始めているときに脚本を書いたら、かなり印象がよくなるはずと思って。
「多彩ですね」とどこに行っても言われ、女優からもチヤホヤされ、色目を使われると思った。
フタを開けてみたら時間がなくて、モテるモテない以前の問題で、人と会えない。仕事のほかで脚本を書くと遊ぶ時間がない。朝5時までやって、ちょっと寝て仕事に行く。
バカリズム 執筆用の作業場
単独ライブとかをやるときにスタッフが来て打ち合わせできるように。
あまり落ち着かない。ここで作業をしている自分がいかにも才能がある様に錯覚する。
OLのドラマ『架空OL日記』、愛人ドラマ『黒い十人の女』など、女心をどこで仕入れているのか久本雅美に聞かれた。
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よく女心がわかっている様に言われることがあるが、実際はそんなことはない。
男の自分だったらこう思うだろうということをそのまま当てはめたら、意外と「そう!」と言われるだけ。男子校だし。
意外に変わらない。男も女も。
10年くらい前に自分の名前を伏せてOLになりすましてブログを書いていた。日常を淡々と書いていた。面白くするわけでもなく。
→ 架空升野日記
バカリズムのものだと一切言わずに淡々とやっていたら、ちょっとずつ人気が出てきた。OLさんが面白い、共感できると。相当リアルだから。
たとえば、年末にカレンダーを巻いて袋に入れる作業がある。実際にリサーチして、その時期にやられている。出来がいい子と悪い子がいて…という話。
設定では練馬の方に勤めているOL。実家が所沢。西武池袋線で練馬に行く。朝出社するためには11時には寝る準備を始めて12時に寝て6時に起きなくてはいけない、みたいなサイクルで、更新する時間帯も守って書いていた。それがすごく楽しかった。
それが脚本になってドラマになった。
お笑いのネタと脚本
お笑いの方が大変。ドラマは短くても30分、長くても1時間なので、面白くするチャンスはたくさんある。お笑いの場合は5分で何回も爆笑を生まないといけない。
お笑いから入ったので、脚本はこんなに時間をもらえるという。脚本は脚本の大変さはあるが。
イラストの才能
地元のゆるキャラもデザインした。石田川炭夫。
福岡県田川市のキャラクター。炭鉱の町。全然子供が懐かない。なまはげ扱い。
音楽番組『バズリズム』で、即興でゲストの似顔絵を描いている。
スタジオで村上佳菜子の似顔絵を描いた。
村上佳菜子は街で似顔絵を描いてもらったことがあるが、特徴をつかまれすぎて傷ついて行きたくない。鼻の穴。
伊野尾慧も描いてもらったことがあるが、早かった。
歌手としても活躍
作詞もする。ネタの一環。変わった歌詞。
秦基博とコラボ
ハタリズム。番組に何度か来てもらう中で「やりませんか?」と言われた。「曲を書かせて下さい」と言ってきた。
「いくらだと思う?」と聞かれると緊張する(ハタリズム)
作詞:バカリズム 作曲:秦基博
プライベートな時間はほぼない。芸人仲間と遊んだり飲むこともほぼない。正月に唯一長い休みをもらえるので温泉旅行に行ったりはする。
後輩芸人とか狩野英孝とも行った。去年は行けなかった。
旅行にルール
オールアップ制度。ドラマでは作品全体の終了はクランクアップ。演者単位の終了はオールアップ。
たまに旅行をしていると、初めて来た若手や空気を読めない子が場を乱す時がある。飲食店で声が大きかったり、温泉で泡を飛ばしたり。
「やめた方がいいよ」と言っても直らない。怒るのも面倒くさいし、どうせ直らないし、場の空気も悪くなるから「以上を持ちましてオールアップです」と笑顔で送り出す。
今までに2~3人いる。岐阜の下呂温泉で2泊3日だったのに、その子だけ2日目の朝帰った。
突然言い出すわけではない。ある程度それまでの蓄積があって、みんなで相談した上でのオールアップ。
顔で笑って!心で怒って!バカリズムが思う
どうにかしてほしい日常のイライラ
スマホの機能でイラッ!
スマホのスクリーンショットのカシャという音はいらなくないか?
タクシーでマネージャーからスケジュールがきて撮ろうとするとカシャという。運転手に景色を撮ったと思われて「意外とロマンチストじゃん」とか思われそう。
電車でスクリーンショットすると勘違いされる可能性がある。
飲食店でイラッ!
トイレに行こうと思ったら、たまにPrivateと書いてある。トイレっぽい雰囲気を出した扉でプライベートかとなる。プライベートはこっちだしと思う。そっちはWork。
ATMの機能にイラッ!
ATMでお金を下ろそうと思ったときに、操作を間違えて始めに戻るボタンを押すと、最初からやり直して下さいという音声と共に銀行員が頭を下げている絵が出る。
多分”このカードは取り扱えません”とかに合わせた絵だから、ただやり直すだけのメッセージのイラストにしては神妙すぎる。
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