2017年1月21日放送のメレンゲの気持ちで、小日向文世62歳が『真田丸』で豊臣秀吉役をするにあたりダイエットしたこと、共演者との交流、奥さんとのチュー、息子とのハグ、中村雅俊の付き人時代、怖かった先輩 笹野高史、友人 村上ショージ、休日の過ごし方、苦手なこと(打ち上げ、バラエティー番組、海外旅行)、ホテルの部屋に入ったら必ずやることなどについて語った。

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1月23日で63歳になる。

大河ドラマ『真田丸』で豊臣秀吉役


怪演ぶりが話題になり、反響がすごかった。三谷幸喜が面白く書いてくれた。

最期は年老いて死んでいくのでやせた方がいいかなと思って、初めてダイエットに挑戦した。

炭水化物を抜いた。肉とかはバンバン食べた。ご飯の代わりに豆腐とかにした。家族がカレーを食べていたときは豆腐にかけて食べた。4kg落ちた。


真田丸の共演者との交流


撮影の合間に食事に行った。大阪編の頃は豊臣家ばかりだったので、堺雅人、鈴木京香、竹内結子、山本耕史、小林隆、新井浩文と食事に行って飲んだりした。

真田丸の話はあまりしなかった。ゴシップ好きなので「誰と付き合ってるの?」みたいな。

若い頃は堺雅人似
初めて会ったとき、お互い似てるねと言い合った。当時23歳。髪型は伊野尾に似ている。

小日向文世の若い頃の写真

去年『ぶらり途中下車の旅』のナレーターとしても活躍。掛け合いのナレーションは会話しているようで楽しい。

北海道出身なのでアクセントを間違えてしまう。ドラマのセリフも奥さんにチェックしてもらう。

家族


息子が2人いる。長男は大学3年生。二男は高校3年生。

二男が劣等生。学年で下に数人しかいなかった。大変な時期なのに彼女を作った。彼女が勉強が優秀な子で勉強を教わって進学が決まった。

長男経由で彼女ができたことを知った。聞き出そうとしたら奥さんに止められたが、こっそり聞いた。

奥さんとラブラブ


奥さんは11歳下。行ってきますのチューは欠かさない。決めたことだから。ちゃんと触れたいと思っていた。いつ交通事故でサヨナラするかもしれない。

息子とはおやすみのハグをする。小学生の高学年の頃は抵抗があった。ハグした後チューもしていたので。今は息子から来る。

子供の頃は毎日そばにいたが、年頃になってくるといないのでなおさら。

社会の荒波にもまれていくんだなと思うと頑張れと思う。

長男が大学で演劇サークルに入った。一言もやれとは言っていない。

「食えないよ」とは言ってある。小日向文世は42歳までオンシアター自由劇場にいた。本当に大変だった。

ブレークしたドラマは『HERO』 47歳のとき。


大物俳優の付き人時代
23歳で劇団に入った。入る前は写真の学校に行っていたが、撮る方よりも撮られる方がいいと思うようになった。

自己主張したかった。本当に目立たない地味な青年だった。写真学校を卒業して劇団に入ろうと思って文学座を受けたが落ちた。

翌年まで1年間バイトしようと思っていたら知り合いの紹介で中村雅俊のコンサートのスタッフをやりながら、付き人もやった。

中村雅俊の付き人時代の小日向文世

中村雅俊は大スターだったが、付き人がいなかった。コンサートの会場に入ると、まず中村雅俊の化粧前を作って、衣装を並べ、舞台ではドライアイスとシャボン玉係。

怖かった先輩


自由劇場に入ったときは笹野高史が先輩だった。小劇場なので自分たちでセットも衣装も小道具も全部作った。

笹野高史は大道具のチーフ。小日向文世は美術のチーフ。やったことがないので時間がかかった。笹野高史は「早く図面起こさないとこっちが叩けないだろ」と金づちが飛んできた。

夜中までやっているとみんな帰っていくが、笹野高史は1番最後まで残る。意地でもこの人より先に劇場を出たくないと思って2人で競い合った。

最後は作りかけのセットの上で疲れて2人とも寝てしまった。うなされて笹野高史とケンカをして首を絞めている夢を見た。

目が覚めたら、笹野高史が「今お前に首絞められていた夢を見ていた」

笹野高史に若いときにしごかれ、芝居の厳しさ難しさを教わって今に至る。厳しく指導してくれる人がいたから。


芸能界での友人


定期的に会う人はいない。1人だけ村上ショージ。10年くらい前に映画で一緒になって話をして楽しかった。

大阪に仕事に行ったときに連絡が来て一緒に食事して今に至る。年に1回か、多いときで2回。

基本的に共通の話題はそんなにない。酒はそんなに強くないし。1軒酒を飲みながら食べ終わったら別れる。


休日はずっと家にいる


観葉植物の枝葉を見てあそこ切ったほうがいいと思ったり、淡水の海老ミナミヌマエビを飼っているので、ウイスキーを飲みながら虫眼鏡で見たりしている。

奥さんと外食したりもするが、できれば家にいたい。

昔、結構女性に捨てられた。寝耳に水状態でいつも捨てられていた。大好きなのに捨てられる。

小日向文世 実は○○が苦手


・打ち上げ


盛り上がってくるとスタッフが出し物をしたりする。俳優陣もマイクを渡されて、カラオケが始まったりするのが嫌。逃げ出したい。

前はカラオケが始まったら帰った。AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』を練習をして1回だけ歌ったことがある。盛り上がったが、ゾッとする。

・バラエティー番組


芝居は演じているが、バラエティーはほとんど即興。その人の持ち味が出てくるので、自信がない。たとえばさんまの番組には出たくない。

クイズ番組も。高校の時の成績はオール2。以前、クイズ番組で初詣が書けなかった。

・海外旅行


高校のとき英語の試験が200点満点の4点6点8点だった。

30代の頃サンフランシスコに知り合いと行ったことがある。デパートで迷子になった。

フッと見たら知り合いがいなかった。その瞬間、周りの音が聞こえなくなって地面がグニャ~と揺らいだ。

ホテルの部屋に入ったら必ずやること
壁に掛かっている絵の裏を見る。盗聴とか監視されているんじゃないかと思う。外国で生活したら長生きできないと思う。

苦手な海外での仕事 マカオ滞在記
映画祭のためにマカオに来た。着いて早々映画取材を受ける。オフの時間は観光。

税関を通るときの不安感。飛行機の中で紙を渡される。入国するとき何を書くかわからない。それを書かなかったらどうなるのか?

世界遺産を観ても「でかい地震が来たら倒れちゃうよね」

マカオで1番人気のエッグタルト専門店 マーガレットカフェ・エ・ナタのエッグタルトは「美味しかった」

メインゲストとして宿泊する部屋では「これはスゴすぎる」と大はしゃぎ。

夜のマカオへ。なんだかんだ楽しんでいた。ルーレットで1万円賭けたが、ものの数分で負けた。

サバイバルファミリー 2月11日(土)
出演:小日向文世 深津絵里 泉澤祐希 葵わかな ほか
原案・脚本・監督:矢口史靖 全国東宝系にて公開



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