2015年11月14日放送のメレンゲの気持ちで、ラグビー日本代表 田中史朗選手30歳が南アフリカ戦の後のエピソード、試合前のルーティーン、仲がいい選手、チームの大食い・大酒飲み、との出会い、大会出発前の会話などを語った。スタジオに奥さんが登場し、自宅公開でお宝グッズやさんの紹介も。

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日本中に勇気と感動を与えたラグビーワールドカップ2015
日本は過去24年間未勝利だった。

そんな中挑んだ初戦の相手は、過去2回優勝の強豪 南アフリカ
世界中の誰もが日本は勝てないと思っていた。

優勝候補を相手に一進一退の攻防。
試合終了直前に奇跡の逆転勝利

ワールドカップ史上最大の衝撃と報じられ、世界中が感動の嵐に。
この試合の最優秀選手に選ばれたのが、日本の司令塔 田中史朗

チーム最小166cmの体で屈強な南アフリカの選手に立ち向かい、好プレーを連発。小さな巨人と絶賛された。

「前回のワールドカップから、申し訳ないという思いが強くて勝ちに向かって頑張ってきたので、それをしっかり皆さんに見てもらえてほんとうに嬉しい。」

その後も日本代表は快進撃を続け、サモアに26-5、アメリカに28-18と24年間勝利のなかったワールドカップで史上初の3勝を挙げる歴史的偉業を達成。

これまで注目されていなかったラグビーが、帰国後10月13日の羽田空港では500人以上のファンが出迎える空前のラグビーフィーバーに。

「これが始まりなので、これからも日本のラグビーをよろしくお願いします。」

田中史朗選手は、世界最高峰リーグ スーパーラグビーに日本選手初の選手として活躍中。

今後のラグビー界を牽引する田中史朗選手のさらなる活躍に期待がかかる。


街で「ありがとう」「感動したよ」と声をかけられる。
背が低いので、小学生に「お前どこ小?」と言われたことがある。

最近涙腺が緩い。

南アフリカ戦の勝利


ほんとうに嬉しかった。何を考えていたのかわからない。試合が終わった後は興奮しすぎて、あまり覚えていない。

ドーピングチェックに選ばれてしまい、チームメンバーとは盛り上がれず、2人検査室で寂しく過ごした。

試合後の宿舎では歓喜の大宴会だった。

田中史朗選手は次の試合があるので飲まなかったが、他の選手はガンガン飲んだ。
いつもなら注意するが、この勝利の時だけは注意せずに盛り上がろうということで。

飲んではいなかったが、朝の4時くらいまでは興奮して寝れなかった。

大野均選手は大好きな酎ハイなら50杯は軽い。
飲んでもパフォーマンスが落ちないので、監督に「飲んでもいいよ」と言われている。

フォワードの選手は常に食べている。ラーメン10杯は軽い。田中史朗選手でも7~8杯。

ワールドカップのご飯は、現地のホテルで出してもらうが、あまり美味しくないので、日本人に頼んでカレーや生姜焼きを出してもらった。カレーは相当嬉しかった。

ルーティーン


五郎丸選手のポーズが人気になった。
キックを蹴る前にルーティーンとして毎回同じ動きをする。

ウェールズのダン・ビガー選手はいろいろあちこちを触って、蹴る前にピタッと止まる。

田中史朗選手は試合の前日、寝る前に牛乳500ml以上飲んで次の日に全部出す。体の中をキレイにしたい。試合前も、ずっと吐いている。

大学ころからずっとやっている。周りからすれば鬱陶しいかもしれない。

チームディナーでは、何週間かに一回チームで食べに行ってリラックスする。

仲がいい選手


松島幸太朗選手やキャプテン リーチマイケル選手と仲がいい。
松島幸太朗選手とはいろいろなポーズをとったりして遊んでいる。

リーチマイケル選手は本当にしっかりしている。
ラグビーのことばかり考えていて、チームに対しても何でも言うし、コーチともコミュニケーションを取る。
彼がいたから、この勝利があったと言っても過言ではない。

リーチマイケル選手は負けず嫌い。
リーチマイケル選手が行列のできる法律相談所に出演した後、田中史朗選手も出演したので電話したら「お前 もう行列行ったん?俺も出たよ これで一緒やな 俺 今 安倍首相とメシ食うてるから」

日本代表で一番モテるのは、五郎丸歩選手。
クールだと思われるが、普通の気さくな少年。大笑いもするし、冗談で頭をシバいたりシバかれたり。


田中史朗選手の奥さん


現地では妻のために靴を買った。サイズが自分と同じ24.5cm
アップシューズとかは同じのを履いている。

奥さんの田中智美さんがスタジオに登場して夫婦で涙。

前回のニュージーランド大会で結果が出なかったので、そのことに田中選手は責任を感じていた。

ニュージーランドのチームに挑戦しに行ったり、今回のワールドカップにかける想いは人一倍強かった。

今回、智美さんは現地には行かなかった。

出発前に話し合ったこと


出発する2~3日前に代表選手に家族と触れ合う家族時間が与えられて、家族で遊びに行った。

会いに行った日の夜に田中選手は「話あるから聞いてな」
「今回のワールドカップは命がけで戦うからもし死んだらいい人見つけてね」

大きい選手にタックルにいって逆に跳ね返されたり、サモア戦のとき相手が殴りかかってきたシーンは、智美さんにとっては観ていてハラハラした。

田中史朗選手自身も怖いが、チームが負ける方が怖いので、チームの為に体を張る。

2人の出会い


同じ会社だった。元三洋電機のバトミントン部。
優勝したときにバトミントン部と会を開いてもらって。

智美さんにとって田中史朗選手は恋愛対象外だった。

自分より背の低い人はと思っていたが、中身を知っていくうちにこの人に付いていかないといけないと思った。

海外に行くことになったので、プロポーズとして「海外に行くから付いてきてくれ」

2012年5月20日に結婚

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結婚式は楽しかった。もう一度やりたい。

自宅公開


歯磨きタイム

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娘の愛真(えま)ちゃんは智美さんには歯磨きさせてあげないが、田中史朗選手にはやらせる。

田中史朗選手の子育ては完璧。

自宅のお宝グッズ


ラグビーでもらったトロフィーやメダル。
スーパーラグビーでもらった優勝カップ。

プロポーズのときの写真と子供の写真。

ラグビーグッズの部屋がある。子供たちに配っている。

着てきたジャージ、対戦相手のジャージ。

良き妻


智美さんが現役のときに学んだマッサージを、ケガの予防のために行っている。

アスリートフードマイスターの資格をとった。

「ありがとう」や「好きだよ」は、しっかり言うようにしている。

智美さんいわく「結婚してよかった」


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