小島慶子が出稼ぎをしている。1ヵ月出稼ぎして1ヵ月戻る感じ。
夫が一昨年会社を辞めた。テレビのディレクターだった。
20数年同じ仕事をしてきてちょっと違う風景を見てみたいと言われた。
自分が会社を辞めたときに夫に受け入れてもらったので、会社を辞めたからできる一番面白いことをやってみようかといろいろ考えているうちに移住することに。
いきなり優しくはできなかった。辞めると言われたときはショックだった。
共働きには慣れていたが、自分一人が稼ぎ手になるなんて一回も考えたこともなかった。
一緒に頑張ろうと言ったのに、なんで辞めんの?と最初はあたってしまった。
大黒柱であることに、やっと慣れた。
エッセイストとして、月に締め切りが10本くらい。
毎週のものもあれば2ヶ月に1回のものもある。
オーストラリアのパースで生まれて3歳まで住んでいた。
そこに鮭みたいに里帰りしてみたらどうかなと思って。
パースはオーストラリアの西南にある。シドニーの反対側で博多くらいのサイズ。
ビルがあったり、いろいろなものが売っているエリアはあるが、周りは車で1時間走るとトドがいたり、砂丘があったり、奇岩地帯があったり。都市と大自然が隣にある。
オーストラリアの私生活
庭にはシュロの木。
広く見えるがオーストラリアは土地が広いので平均的。
そんなに手入れは行き届いていない。
部屋を出た途端に子供の靴が散らばっている。
室内にボールが転がっている。おもちゃの弓や鉄砲などが落ちている。
二男10歳はベッドの上に横になってiPadで何かをしている。
長男13歳も自分の部屋のベッドの上。
旦那が夕飯を作っている。
ウエスタンオーストラリア産の豚肉でポークカレー。
冷蔵庫の中の牛乳は、洗剤のような大きい容器に入っている。
大好物のジンジャービアーは、ショウガ味の炭酸飲料でアルコールは入っていない。
最近完成した書斎コーナー。夫が同じ部屋で寝ている間に書いている。
落ち着いて仕事ができるスペース。とても気に入っている。
誕生日パーティーの準備で二男が風船をふくらませてテーブルとイスに付けている。
中1の長男からはストレスが溜まったときに握るボール、二男からはブタの貯金箱をもらった。
大きな50セント玉がちょうど入る大きさ。
旦那からは星型のピアスをもらった。
もう一つのプレゼントは子供が学校へ行っている間にビーチでデート。
九十九里浜なみに向こうまで続いている
旦那は7歳違い。今年50歳。
海外移住の方法
技術があって英語が話せれば、働くビザを取って家族を連れて行く。
子供が高校を出るまでの学生ビザを取って、子供が18歳になるまで親は保護者ビザ。
親はオーストラリアで仕事はできない。
永住権を取っている人もいる。
ワーキングホリデーなど、いろいろある。
家はお金がある人は買う。
小島家は築30年くらいの古い中古の住宅を借りている。
東京で仕事部屋として借りている1LDKよりも数万円安い家賃で、3LDKの前庭と後ろ庭の付いた一戸建てに住める。
息子は英語を覚えるのが早い。
レストランで店員が早口でしゃべると小島慶子は分からないが、最近は暮らしている息子たちの方が分かる。
通っているのは地元の公立小学校と中学校。
日本の学校の良さをあらためて感じることがある。
たとえば息子たちは日本では徒競走が普通だったが、オーストラリア人は楽しそうにやっているが本気でやっていないので、息子たちがリレーの選手になったりする。
日本の教育は小学校の時から、ちゃんと体系だって教えるので、身につく。
旦那と息子たちからのアンケート
・お母さんの困ったことや嫌だったことは?
長男・・僕の机をバッバと片付けられたこと
二男・・ママに関係ないことに首を突っ込んでくること
クラス替えがあったときに、「可愛い女子いた?」とか言ったら
「関係ないでしょ」
とすごく嫌がられた。
・お母さんに点数をつけるとしたら?
長男・・120点
二男・・99.9点
嬉しい。中1と小4なのでまだ可愛いところもあるので。
・奥様と結婚してよかったと思うことは?
彼女と出会わなければ僕は今ほど強く未来へ目を向けて生きていなかったかもしれません。
そう思えることが結婚して一番よかったことかもしれません。
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