2015年6月27日放送のメレンゲの気持ちで、NEWSの加藤シゲアキ小説を書き始めたキッカケ、人見知りのエピソードなどを語った。自宅のカメラ、書斎、梅を公開し、料理の腕前も披露した。

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加藤シゲアキ27歳は、メレンゲの気持ち初登場。

ジャニーズ初の小説家アイドル。
これまでの累計発行部数が42万部。業界注目の人気作家に。

小説『ピンクとグレー』が初映画化。2016年新春ロードショー。

NEWSのメンバーとして、コンサートにドラマに大活躍する一方、2012年に小説家デビューを果たし、処女作がいきなり発行部数20万部を超えるベストセラー。映画化が決定するほどの話題作に。

その後も多忙なアイドル活動のかたわら、次々と作品を世に送り出した。
 2013年 『閃光スクランブル』  2014年 『Burn バーン』

6月には4冊目となる初の短編小説集『傘をもたない蟻たちは』を発表。


アイドルと小説家、二足のわらじで活躍中の加藤シゲアキの素顔に迫る。

小説を書き始めたキッカケ

携帯サイトの連載をしたのがキッカケ。タイトルは『吾輩はシゲである』。
エッセイとか書いていたら、ちょっとずつ面白いと言ってくれる人がいて、雑誌のエッセイやコラムの仕事が来るようになった。

エッセイを書いていると、面白いことを起こさなきゃという気持ちになってきて、だんだん疲れてきた。

フィクションでちゃんと表現したものを作りたいという気持ちが20歳位からだんだん芽生えてきたのがキッカケ。

アイドルの方が本業なので、夜中に書くことになる。
帰ってきて日の出まで。太陽と目が合うとさすがに疲れてくるが、好きなので。

小説のいいところは、いつでも考えられるところ。
家では書く時間だけあればいい。

アイドルはいろいろな現場に行かせてもらえる。
いろいろな人と話もできるので、どこにでもタネがあることがありがたい。

楽屋で書こうものならメンバーから「お前カッコつけて小説家ぶってんだろ」と言われる。


自宅公開

趣味はカメラ。アンティークカメラのコレクションは8年くらいやっている。
中古カメラ屋に行って、お年玉でカメラを買うのが毎年の恒例。

お気に入りの、まわりが金縁になっているカメラと写した写真(パリの街並み)。

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作家が本棚を持っていないのはマズいなと思い、ちょっと奮発してオーダーメードで作ってもらった。
今は手前にソファーを置いてしまっているので、下の扉は簡単には開けられない。

小説を書いているデスク。
マイクがあるのは、ソロの作詞や作曲をするから。
今は整理されているが、執筆時は資料が並んで、見るも無残な状態になる。

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和歌山に友人がいて梅が送られてくるので、毎年梅酒を漬けていたが、
全然飲まないことに気づいて、梅干しを作り始めた。

4年くらい続けている。
赤紫蘇入りと白漬け。

梅干しのヘタを取っているとき、ストレス発散になり、最高に幸せ。
特に、きれいに取れると気持ちいい。

梅干しにも慣れてきたので、去年からカラスミを作り始めた。
趣味が釣りなので釣った魚の卵をカラスミにした。
ボラではなくスズキのカラスミ。

自家製のカラスミと言われたとき、「自家製」に食いついた。
どうやったら作れるか教えてもらった。


人見知りで、1人でいるのが好き。

外食もあまりしない。
ラーメン屋も食券なら会話をしなくていいが、
「何ラーメンですか?」
とかは、プレッシャーになる。

「バリカタですか?ハリガネですか?」
などと言われても
「硬麺以外の言葉は知りません」
みたいな。

出前もできない。
例えば、ピザも色々なキャンペーンをやっていて、あれも付きますけど、これも付きますけど
などと言われると「もういいです」みたいな。

NEWSのメンバーと最初にあったときは、小山慶一郎が、異常な社交性の持ち主で、後ろを付いて行くだけで何とかなった。

人見知りであることがバレてくると、おもしろがられて、ラジオでピザを取らされた。

アレクサンダーと2人で旅をしたときには、最終的にナンパすることになった。
声をかけるが上手くいかない。まず、なんて話しかけていいかわからない。

10人以上シカトされて心が折れた。
いつもより多めにヘタを取った。

キャバクラに行かされたこともあった。昼キャバ。
なんで金を払って、知らないことを話さなければいけないんだと思う。

何を話せばいいのか全然わからない。


仲がいいジャニーズの仲間

釣りをキッカケに嵐の大野智。同じ人に釣りを教わっていた。
3人くらいでよく三宅島に旅で行ったりしていた。

仕事が終わって、寝ないで釣りに行く。
漁師の娘に気づかれることがたまにあるが、気付かれないようにオーラを消している。

釣れないことをボウズというが、全く釣れないことがあった。
船長が「このお守りに『釣らせてください』とお願いすると、釣れることがたまにある」
「大野智もこれで釣れた」と言った。

お願いすると一投目で本当に釣れた。

船長のお守りだったので、「ちゃんと行かなきゃな」と思って、
今年は釣り仲間と一緒に釣りの神社の富岡八幡宮に大漁祈願と釣行安全を祈りに行った。

ここぞとばかりに「マグロを釣らせてください」とお願いした。

釣った魚で料理をする。
大きい場合は味噌漬けにしたり、塩麹漬けにして友達にあげたりすると喜ばれる。


スタジオでお手並み拝見。
料理の腕前を披露した。

真鯛を刺し身にして鯛しゃぶ。
夏っぽいタレを用意した。

まず鯛の三枚おろし。
ポイントは、最初にちょっとずつラインを引くように丁寧に切れ目を入れておくこと。
頭や中骨はだしを取るために使える。

おろし方は動画サイトで勉強した。

切り身にして完成。

タレは煎酒。日本酒に梅干しや鰹節などを入れて煮出したもの。
しょう油ができる前は、刺し身はこれで食べられていたらしい。

梅の香りがするので、すごくさっぱりする。夏に合う。

「このダシうまい。」

なんでも合う。刺し身でもいいし、サラダのドレッシングにもいい。素麺にもいい。

作らなくても市販されている。



NEWSの新曲『チュムチュム』絶賛発売中。




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