5月2日放送のメレンゲの気持ちでEXILEのHIROが素顔を暴露、
スター伝説、『すきま風』誕生秘話、別荘公開、伍代夏子との結婚生活などを語る。

芸能活動50年、現在70歳杉様(杉良太郎)は、言わずと知れた
『遠山の金さん』など数々の時代劇で主役を演じ、
今でも熱狂的ファンが多い時代劇の第一人者。

何度もEXILEを食事に連れていっている。

EXILEのHIROが杉良太郎の素顔を暴露

avex社長、松浦勝人の紹介で交流するようなった。
定期的に食事に連れて行ってもらって、いろいろな人を紹介してもらったり
様々な勉強をさせてもらっていて、かなりお世話になっている。
普段のイメージは「怖い」というか、侍のような話しかけづらいイメージだが、
実はすごくチャーミングで、ニコッと笑う顔を見て癒やされている。
メンバー全員が楽しませてもらっている。

滅多に笑わない。いつも半笑い。

役者のイメージが強いが、元々は歌手でデビューした。
デビュー曲は『野郎笠』。当時20歳。B面は『東海道は西へトントン』。
売れなかった。もっとカッコイイのを歌いたいのに『東海道は西へトントン』。
もうダメだと思った。

10年間売れず『ヒットしなかったで賞』をテレビ局からもらった。
副賞がスリッパ。バカにしていると思った。

『すきま風』誕生秘話


『すきま風』は30歳のとき。遠山の金さんのエンディング曲。
曲がないので、1週間くらいで作ってもらった。

10年間売れていないので、売れていると言われても信じられなかった。
遠山の金さんの扮装のまま、長袴を履いて
東映撮影所のそばでパチンコをしていると、聞いたことがある歌が流れていて
誰の歌か考えているうちにパチンコが入らなくなった。
ひょっとしたら俺の歌か?と思って撮影所に飛んで帰って
「ひょっとして『すきま風』売れてないか?」
「売れてると言ってるでしょ!!」

『すきま風』はロングセラーで、オリコン100位以内に147週ランクインしている。
総売上は555万枚。
世の女性がメロメロになった。

杉様スター伝説

① ホテルの部屋をファンが占拠
歌舞伎座などの千秋楽は、地方からも客が来るので、ホテルは後援会で貸し切られる。
覗き窓から見て、これは危ないと思って、フロントに電話して、客室係に来てもらって
夜中にそっと床を這うようにして移動した。

ファンのせいで腰を痛めた。
ステージでプレゼントをもらうとき、下から渡されるが
握手をしてもらおうとプレゼントを持ってくる。
握手をするとき、下から引っ張る。その時、踏ん張らないといけない。
綱引きしているようなもの。
1回2500人くらい。1日で5000人くらいから貰う。
若い子は上品で引っ張らないが、歳がいってくるとグッと引っ張るので大変。

② 高級外車を道に捨てた
出世すると、ロールスロイスに乗ってジーンズで運転するというのが昔の芸能界。
ロールスロイスは故障しやすくて、窓を開けたら閉まらなかったり
途中でエンストしたり。蹴飛ばして捨ててきた。

一方通行の道だったので、後ろに車が並んでしまって
後ろからクラクションを鳴らされて、乗っていられなかったので捨てて帰った。
その後どうなったかわからない。

③ 撮影でNGは絶対出さない
昔はドラマを2本、ずっと掛け持ちでやっていた。
1日半で1本撮った。3日で2本。東京3日、京都3日。
月に13本ドラマを撮っていた。
予定原稿まで入れると、30冊カバンに入っている。
その立ち回りをつけていたので、NGを出す時間がない。
すぐに次にいかなければならないので、テストなし。
いきなり本番。いつも本番OKで入る。

何があっても途中でやめない。大ケガをしてもやめなかった。
大捜査線(1980年放送の刑事ドラマ)を撮っていた。
幅の狭い階段で上から犯人がナイフで突いてくる。
四方投げという合気道の技で下まで投げることになっていた。
テストのときに小道具が折れてしまったので、本物のナイフを使ったが
幅が狭くて、腕に刺さってしまい、投げた拍子にナイフがグジグジと動いた。
その後犯人が金網を乗り越えて逃げる。
それを追いかけて金網を乗り越えていくまでがカット。
本番はOKになった。
上着を脱いでワイシャツを見たら血が付いていて
ワイシャツをめくったら筋とか筋肉が垂れてきた。

EXILEに殺陣を指導

本当の刀は重いので、刀を使いこなすには、それだけの筋力を作らないと刀は振れない。
そのために鍛錬をする。
木刀を振ることから始め、殺陣をつけて、最後に竹光。

杉良太郎は重い木刀。
EXILEは溝が入っていてヒュッと音がする木刀。いい音がしないといけない。

竹光は樫の木で出来ている。それに職人が銀紙を巻く。
上手な職人が巻くと、刀と刀を合わせても銀紙がめくれない。

野菜づくりに挑戦中

木、草、花、野菜など、自然に育ってくるものが好き。
成田に畑がある。富研号という60~70年前のスイカを実らせた。
種を見つけるのに20年かかった。昔のスイカは縞がなかった。
これが審査に合格すると、千葉の成田と淡路島で良太郎西瓜という認定スイカとして出している。
育てるのが好き。

青森には果樹園がある。さくらんぼ、栗、ブルーベリー。
桜の花が好きなので全種類植えて、絶対に見逃さないようにしている。
「あと人生で何回見られるかな。」と思って、思いを込めて見ている。

青森の別荘

sugi.jpg

東京ドーム数十個分の広大な敷地に、7LDKの総ヒバ造り。
カウンターバーに外国製の暖炉。アトリエ。
別荘内に天然温泉。

雪の時は、風呂場から雪見ができる。
夕焼けがきれい。

結婚生活を奥さんが暴露

結婚して15年。今でもラブラブ。
普段は夏子と呼ぶが、時々からかって伍代さんと呼ぶ。
伍代夏子からはあなたと呼ばれている。

伍代夏子からのアンケート

① 旦那にしてもらって嬉しかったこと
食器を洗ってくれたり、肩を揉んでくれたり、何かをプレゼントしてくれたり
してもらったことはたくさんあるが、
それよりもいつも私のことを考えてくれている思いやりが一番嬉しい。

一緒に食事を作ったりもする。
食器洗いは全部やる。指がふやけるから。
マイクをもったときに手がアップになるので、
伍代夏子のファンに杉さんてヒドイねと思われるといけないから。

② 旦那の困ったところ
歌番組などの仕事が嫌いで、その3日くらい前から不機嫌になる。

公演だと自分の自由に動ける。
トークも勝手なことを言っている。口からでまかせのようなことを。
決められるとダメ。
「ここの立ち位置で歌って下さい。次はここです。」とか言われると
サ~と冷めてしまう。自由にさせてくれと思ってしまう。

写真も嫌い。
若いカメラマンに「いいですね、いい顔ですよ。」とか言われると
「やかましい。何言ってんだこの野郎。」と思う。

③ 旦那の変な癖や直して欲しいところ
私がいない間の冷蔵庫チェック。

豪華なものを食べたいのではなく、粗末なものでも新鮮なものを食べたい。
ずっと冷蔵庫にあるものは嫌。食材に対して良くない。

食べるなら全部食べてあげた方がいい。食べれないなら人にあげた方がいい。

「ちょっと冷蔵庫満タンだよ。冷蔵庫5つもあるじゃないか。全部満タンじゃないか。」

とにかく食材が多い。幸せだが送られてくる。
メロンでも1個2個で来ない。6個か8個入っている箱が5箱ぐらい来たりする。
少しずつ送ってくれるとありがたい。

④ 旦那に秘密にしていることは
金庫の暗証番号。

教えてもらっても多分覚えられない。
電話番号、住所、名前を覚えない。必要ないから。

若さと健康の秘密
若い頃から満遍なく、いろいろなものを食べないといけない。
それが歳が行って効いてくる。絶対肌に効いてくる。

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